不眠症のあなたが熟睡できるようにすべきこと

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命を削る睡眠不足が起こす7つの害~肥満から病気まで【不眠症・睡眠障害】

日本国民の約20%が悩まされているという不眠症と言われていますが

具体的に、睡眠不足が引き起こす害をご存知でしょうか?

 

それは、すぐにではないので気づきませんが、じわりじわりと身体を蝕んでいく

ので気づいたときには身体はボロボロ、というのが怖いです。

 

今回は、睡眠不足によって引き起こされる害7つを解説します。

 

 

 

 

 

1. 生活習慣病リスクの増加

糖尿病、脂質異常症、高血圧、脳卒中などのリスクを高めることが実験から分かっています。

一日の平均睡眠時間が6時間以下の人は、適切な睡眠を取っている人と比べ脳卒中になるリスクが4倍高いという研究結果が。

 

2. 肥満

意外と知られていませんが、米国スタンフォード大学で睡眠時間と肥満度(BMI)の関係を調査した結果、睡眠不足は肥満度が高まることが分かっています。

 

3・うつ病

うつ病患者の殆どは、睡眠障害があると言われており、睡眠とうつ病に密接な関係があることがわかります。

睡眠ホルモンと密接な関係のあるセロトニンメラトニンが関わっていると考えられています。

 

 

 

 

4. 記憶力の低下

https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/skillup/15/111700008/030700025/より出典

 睡眠時間が少ない子供は脳の記憶を司る海馬の体積が小さくなっている。という実験結果が出ています。

睡眠時間が7時間半くらいと長く、就寝する時刻が10時半ごろと早い生徒ほど成績が良かったという結果も。

これは大人にも当てはまります。

 

5. 骨密度の低下


「眠りの質が落ちると破骨細胞が活発になる」と、今回の研究チームを率いたマギル大学のフェイレ・タミミ教授は言います。

ラットを使った実験で、睡眠によって得られるメラトニンセロトニンが増えるとメラトニンも分泌しやすくなる)を与えたグループのほうが骨量と骨密度が多かったという実験結果が出ています。

 

6.ガン発症リスクの増加


日本睡眠学会東京女子医大)の研究によると、睡眠障害を持つ人は、膵臓がん、大腸がんなど、がんになるリスクが約6倍になったと報告されています。

また睡眠ホルモン、メラトニンには進行性の前立腺がんの発症を75%抑えるという研究結果も出ています。

 

 7.死期を早める


睡眠不足が短い人は、統計的に寿命が短い傾向にあり、通常の睡眠時間が6.5~7.4時間の人の死亡率が最も低く、それより短くても長くても死亡率が高いという興味深い結果がでています。

 

[図:睡眠時間と死亡危険率の関係]https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/skillup/15/111700008/030700025/より出典

 

 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

すぐに悪影響が現れないからと言って、無理をしたり

不眠症を放って置くと、取り返しの付かないことになります。

不眠症睡眠障害の方は本気で治療に取り組んでいきましょう。

 

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