あなたを悩ませる不眠症の4つのタイプ~症状・原因~
日本国民の約20%が悩まされているという不眠症
前回の記事では不眠症による害7つを紹介しました。
そして、不眠症を克服するためにはまず不眠症のタイプを知らなければ
タイプに合わせた対策・治療を行うことができません。
そこで、今回は不眠症のタイプ4つを紹介していきます。
1.入眠障害
症状
寝付きが悪く布団に入って眠るまで時間がかかる。
目安としては、布団に入ってから眠りにつくまで1時間以上かかる。
そういう日が週に3回以上あり、それが3か月以上連続で続いている。
原因
寝る前に、刺激物を摂取したり、スマホ・ゲームなど脳が興奮しやすい行動を
取るなどの外的要因
不安や悩みなど精神的な内的要因があります。
2.中途覚醒(夜中によく目が覚める)
症状
寝てる途中、何度も目が覚めて起きてしまう。
その後、中々寝付けなくなる。
目安としては、寝てから3~4時間後に目が覚める事が多い。
原因
年齢による睡眠サイクルの乱れ(眠りが浅くなる)、夜間頻尿。
アルコール、カフェインなどの刺激物により睡眠が浅くなる。
ストレス。
早朝覚醒
症状
早朝に目が覚める(本人の希望よりも2時間以上前に目が覚めてしまい、その後眠れなくなってしまう)。
高齢者に多い。
原因
中途覚醒と少し似ていますが
加齢により眠りが浅くなる。
熟眠障害(ぐっすり眠った気がしない)
症状
睡眠時間を十分にとったのに、眠った感じがしない。
寝起きが眠い、疲れている。
原因
ストレスにより眠りが浅い。
睡眠時無呼吸症候群やムズムズ脚症候群(寝ていると脚がムズムズする)
振動や騒音などによって眠りが浅くなっている。
寝具が合わなく、身体に負担がかかっている。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
いくつか複数のタイプに当てはまっている人も多いと思います。
次回は、それぞれのタイプに合わせた不眠症対策をお教えします。
http://w-health.jp/self_check/self_check_13/